モバレキコラム

販売はすごい仕事なのです!

先日、ファッションニュースサイト「Fashionsnap.com」にこんなインタビューが掲載されました。

 

年収700万円 新卒不採用からNo. 1販売員に駆け上がった25歳の正体は?

http://www.fashionsnap.com/inside/tokyobase-studiosstaff-kita/

 

ファッション業界の販売員の平均的年収が大体300万円前後(企業規模や契約内容によっても変わりますが)という中で、年収700万円をもらう販売員がいるのです。

 

これまで、というか今でも、業界内での販売員の地位は高まっているのか?と思うことがあるのですが、取材を通してたくさんの販売員さんたちにインタビューをしてみると、私が取材活動を始めた頃に比べ、少しではありますが地位は向上しているのかもしれませんね。

 

 

このインタビューに登場するトウキョウベースは上場前のステュディオス時代に取材をし、数名の販売員さんのインタビューをさせていただきました。

その頃から販売員を一番に考えている会社で、目標を達成できたスタッフへの手厚い報酬や頑張りたくなる環境づくりができているなと感じていました。

 

 

どの販売員さんたちも上昇志向が高く、「兎に角、服が好き」なのは当たり前なのですが、「服を通じで社会をどうしていきたいのか?」という最終的な目標、思い、考えを持って、販売員の仕事をしているといった印象を受けました。

まさにこのインタビューに登場する販売員さんも、そんな感じです。

 

詳しくは記事を読んでいただきたいのですが、私的にここは一番にポイント!なのが…

 

~~~ 引用 ~~~

休日は様々なショップに足を運び接客を体験するというが、「時間に対してお金がもらえるというアルバイト感覚で販売職に取り組んでいる人が多くて、会社が求めていることに応えられている人は少ないのではと感じています。お客様が触れた服の話しかしないような接客では感動を与えられないですし、もちろん数字にも繋がりません」と結果を求めてきた喜多さんだからこその厳しい意見だ。

~~~ 引用 ~~~

 

かつては販売の仕事は単に「服を売ることが仕事」で済んでいましたし、それで生活できる給料がもらえていた時代もありました。

ですが、バブル崩壊やリーマンショックを経て、経済が低迷している今、販売員自身も仕事への取り組み方を考え直していかなくては、地位向上もできなのではないでしょうか。

 

一方、企業側も販売員は「単なる売り子」ではなく「販売のプロ」であることを認め、実績に対し、正しい報酬を与えられる体制を作っていただきたいと思いました。

 

世間では新3K(きつい・厳しい・給料安い)の仕事の一つと挙げられている「販売員」ですが、業界全体でそれを払拭していきたいところですね。

 

 

苫米地 香織

ファッションライター/グラフィックデザイナー

埼玉生まれ、栃木育ち。ファッションデザイナーに憧れてファッション業界に入ったものの、道の険しさを実感。自分の好奇心旺盛な性格とミーハーなところが 活かせるライターにいつの間にか転身。現在は『月刊ファッション販売』をメイン多くのアパレル販売員さんを取材。そこで改めて販売員の仕事の凄さや大切さ を痛感。業界界内外で販売員の地位向上を呼びかける。

個人サイト「funnyplant.com」 http://funnyplant.com/