モバレキコラム

販売員の存在意義を改めて考えてみませんか?

約1ヶ月前になりますが、セレクトショップ「アーバンリサーチ」で興味深い試みが開始されました。

それは「声掛け不要バッグ」です。

一部店舗ではありますが、店頭にブルーのビニールバッグが置かれ、声を掛けられたくない方は持ってお買い物して下さいというもの。

 

翌週には業界内はこの話で持ち切り。

賛否両論、色んな事を考えさせられました。

 

その辺は、Fashionsunap.comでまとめられていましたので、ぜひ読んでみてください。

 

“声掛け不要バッグ”の話題が広まる 8割が賛成派

https://www.fashionsnap.com/news/2017-06-05/ur-koekakehuyo/

 

 

こちらの記事内にも書かれていますが、Fashionsunap.comが行ったアンケート結果では8割が賛成でした。

Twitterを見ていても、ファッション業界と関わりがなさそうなアカウントの方の意見などを読むと、やはり概ね賛成といった感じです。

 

「販売員の声掛けがウザい」って、ある意味、この業界の永遠のテーマでもありますが

果たして、本当に販売員って必要ないのでしょうか?

 

 

私は10~20代までは販売員さんの声掛けが苦手でしたが、最近は声掛けがないとちょっと寂しくなることがます。店によっては「いらっしゃいませ」すらも言われず、「私って存在感がないのかしら?」と感じたこともあります(笑)

 

入店の挨拶すらないのは必要・不必要以前の問題だと思うのですが、販売員が声を掛けた方が売り上げアップに繋がることも多いにあります。

 

また「声は掛けられたくないけど、必要な時はこちらから声を掛ける」という消費者も多いです。

「その、必要な時っていつ?」って思うところもありますが、「本当に必要な時に声掛けてくれてる?単なる逃げ道だよね?」なんて穿った見方をしてしまいます(笑)。

 

 

どちらにしろ、色んな想像を巡らせると、全く販売員がいないのも面倒なことになりそうな気がします。

 

それに地方へ取材などに行くと、地元百貨店やファッションビルを良く歩き回るのですが、都心と比べ圧倒的に買い物客が少ない!

そんな商業施設では恐らく「声掛け不要」など流暢な事は言っていられないと思います。

声を掛けることによって、販売員との関係性が深まり、顧客へと繋げていくことが、その後の売上にも繋がっていきますしね。

 

 

…と考えてみましたが、この声掛け不要バッグをきっかけに『販売員の存在意義』を考えてみた方が良いのではと思いました。

ここで一つ、お店でもスタッフの皆さんたちと『販売員の存在意義』について、考えてみませんか?

 

 

 

苫米地 香織

ファッションライター/グラフィックデザイナー

埼玉生まれ、栃木育ち。ファッションデザイナーに憧れてファッション業界に入ったものの、道の険しさを実感。自分の好奇心旺盛な性格とミーハーなところが 活かせるライターにいつの間にか転身。現在は『月刊ファッション販売』をメイン多くのアパレル販売員さんを取材。そこで改めて販売員の仕事の凄さや大切さ を痛感。業界界内外で販売員の地位向上を呼びかける。

個人サイト「funnyplant.com」 http://funnyplant.com/