「京都の伝統技術×オリジナルテキスタイル」で世界へ挑む!~ VOL.1

2019.1.18
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【MOBAREKI LIBRARYー地方の伝統技術紹介コラムー】
こちらのコラムでは色々な職業や技術をより多くの方に知っていただくべく、ちょっと変わったお仕事や働き方、またライフスタイルを紹介しています。今回は地方の伝統技術とアートを組み合わせて海外ブランドへアプローチをしているという久山染工 吉田さんにお話を伺いました。

ー「京都の伝統技術×オリジナルテキスタイル」で世界へ挑む!ー VOL.1
久山染工 吉田力さん紹介インタビュー


吉田力さんプロフィール

1985年4月4日生まれ。
大阪モード学園卒業。
テキスタイルを改造して学生時より制作をしていたこともあり、服のテキスタイルに携わりたい思いから、学生時代に加工依頼した久山染工に入社。


― 1日のスケジュール ―

8:00 出社、英語の勉強
8:30 社内清掃
9:00-18:00 社内業務
(主に、客先からの電話でのやり取り、工場の段取り、絵を描いたりする制作)
※お取引先がほとんど東京の企業のためほぼ毎週東京出張しています。

――ご縁・出会い

取材班:吉田さん、今日はよろしくお願い致します。しかし縁て不思議ですよねぇ。
吉田さん:ほんとですね(笑)
取材班:共通の知人がいて、その方が穿いていたパンツがかっこよかったので「どこのですか?」と聞いたら「売ってないですよ、作ってもらったんですよ。その人、明後日東京来るから会います?」と聞かれて。それでご紹介いただいたのが吉田さん(笑)
吉田さん:そうそう。その時私も自分のデザインポートフォリオのウェブページを作りたくて出来るところないかなって探してたところで。御社ができるって聞いてすぐに会うってことになった(笑)
取材班:で、会うなり京都で伝統技術を使って新たしい取り組みをしていると伺ってすぐに取材させてくださいという流れで今日に至るというわけです。
吉田さん:まあ年も近かったので共通の話題もあってすぐに打ち解けられたのが大きいですよね。また、京都のことを良くご存知だった(笑)
取材班:以前京都に本社がある会社に勤めていたのと個人的に京都が好きでよく行ってましたからね。なので久山さんがある場所もわりとすぐににわかったんですよ。
吉田さん:そういったところでも縁を感じますね。なかなか初対面でそういった会話って出来ないじゃないですか。こういうご縁を大切にしていきたいですよね。
取材班:ありがとうございます。では出会いの話はこれくらいにして(笑)早速本題へ行きましょう!

――好きからのきっかけ

取材班:まずは久山染工さんで働くことになったきっかけをおしえてください。
吉田さん:学生時代よりテキスタイルを改造したりすることが好きだったんですよ。それでよく制作をしていました。そこからテキスタイルの仕事がしたくて学生時代に加工依頼をしていた久山染工で働かしてもらうことになりました。
取材班:学生時代からされていたんですね。以前学生時代のお話もお伺いしてかなりおもしろかったのですがその話は後日に譲るとしましょう(笑)ちなみに現在主に担当している業務内容はどんなことですかね?
吉田さん:全部ですかね(笑)販売、企画、生産管理、クレーム処理等、小さい会社なので全ての工程を行っていますよ。特に得意先と話して作る企画、対外的に展示会をするときの企画は会社の売り上げと会社イメージとなる未来がかかっているので、非常に重要ですね。
取材班:本当に全部ですね(笑)東京に来るのもほとんど吉田さんですもんね。ほんとね、仕事に対するモチベーションが凄い!そのモチベーションの源ってなんなんですか?
吉田さん:実はですね、最初は自分がデザインした生地も含めて全く売れず、アパレルにも相手にしてもらえなかったんですよ。一回地獄を見てるんです(笑)そこからお客さんから何が求められているか、お客さんがこちらに仕事を出すメリットは何かを考えて仕事をするようになって。それからですよね、様々な人と出会い、自身の見識が広がってだんだん仕事が回るようになってきて楽しくなってきた。そうするとモチベーションもあがりますよね。今は前を見て仕事が出来ていますね。
取材班:そうなんですね。その出会った人つながりで私も出会えたわけで(笑)やっぱり吉田さんのモチベーションが人を惹き付けるんじゃないですかね。

――チャレンジって大変だけどおもしろい

取材班:そんな前向きな吉田さんの今の仕事でモットーを教えていただけますか。
吉田さん:とにかくやってみること。成功するまでやめないこと。自分が面白いと思えることをすること。この3つは大切にしています。やっぱりね、挫折を経験して思ったんですが、やらずにわかることよりもやらなければわからないことの方がよっぽど多いんですよ。で、やった先に成功はあるけどやらずして成功はないじゃないですか。でも続けるのって大変でしょ?だったら自分が面白いと思えることをやったほうがいい。そんな風に考えてますね。
取材班:ほんとその通りだと思いますわ。我々も今はこうやっていろんな地域、職業、文化を情報として発信していますが初めはやっぱり信用が無くて取材なんて受けてもらえなかったですもん。けど、やるならやっぱり社会に貢献できる何か新しいことをしたいっていう信念を持って続けた結果、皆さんにある程度認めていただいて今、吉田さんみたいな方が快く取材を受けてくださる。まさに自分が面白い(興味がある)ことを続けた結果だと思います。
吉田さん:そうですよね。御社もそうだと思いますが新しいことにチャレンジするって大変ですけど面白ければ続けられる。続ければ形は変わるかもしれないけど何かしらの成功か成果が生まれて、また新しいことにチャレンジする意欲がわいてくると思うんです。
取材班:仰るとおり(笑)そういえば今まさに新しいことにチャレンジしているとか?
吉田さん:よくぞ聞いてくれました(笑)色々やってますよ!「天然機能素材 プルーフキャンバス を作り、ブランディングする」、「自身の絵のテキスタイルをブランド化し、小売りをする」、「自身の技術、ノウハウを商品化とする」などなど。その中でも今一番力を入れているのが今回取材していただくきっかけとなった「プルーフキャンバス事業」ですね。
取材班:すごいやってますね(笑)そう、そのプルーフキャンバスのお話、是非お聞かせください!
吉田さん:え~とですね、プルーフキャンバスとは、、、やっぱりそれは次回以降で(笑)
取材班:え~!それ吉田さんが言っちゃうの(笑)わかりました!では次回以降はプルーフキャンバスのお話を聞かせてくださいね。
吉田さん:はい!でもまず、会社の紹介をちゃんとしなければいけないですよね(笑)
取材班:あっ、そうですね(笑)では次回は久山染工さんについて詳しくお聞きしたいと思いますのでよろしくお願いします!

ーー取材後記ーー

吉田さんとは共通の知人を通して本当に偶然出会い、親しくなりました。その偶然が必然だったなと感じたのが「自分が面白いと思ったことをする」とおっしゃったとき。実は弊社は「面白いと思ったことを社内で共有して具現化し新しい市場をイノベーションする」ことを目的として立ち上げた会社なんです。弊社にとっての今面白いこと、それは「いろんな仕事や生き方を情報として拡散し、その情報を通してキャッチアップしてくださった方にまだ知らなかったライフスタイルを提案していくことなんです。まさに吉田さんはうってつけの存在でした。なのですぐに意気投合(笑)そんなスタッフが取材中、力さん(普段取材班は吉田さんを力さんと呼んでいます)に「そんなに忙しいのに休みってあるの?」と聞いたところ「あるある(笑)子供とサイクリングとか行くのが好き」とおっしゃっていました。また長期休暇は海外に行かれるとか。つい先日はなんとスリランカに行かれたそうです。お子様とリフレッシュしたり色々な文化に触れたりすることで新しい発見や発想が生まれるんだなあと感じました。そんな吉田さんのチャレンジを今後も応援していきたいと思いますし追い続けて行きたいと思います!