NEROLIDOL ー 植物のある暮らしと装いを ー

2018.10.10
  • facebook

下北沢の沿道沿いにあるオシャレなお花のアトリエ兼お店「NEROLIDOL」。オーナーの猪飼牧子さんはちょっと変わった経歴の持ち主。(Vol.1参照)こちらのコラムでは猪飼さんと「NEROLIDOL」のご協力を得て普段の何気ない生活にちょっぴりアクセントをつけてくれるお花を通して、皆様の明日の活力、またお仕事への取り組み方をご紹介させていただきます。

Vol.5
体験「アップルミントとコスモスのガパオライス」作り!今話題のエディブルフラワーの魅力をお伝えします!

お店取材第四弾。今回は「食べる」!?エディブルフラワーについて教えていただきました!

ーーー

体験日時は9月上旬。夜は涼しい風が吹き始まる季節ですが、まだまだ暑い日が続く中、今回は今話題のエディブルフラワーを使ったオシャレなガパオライス作り、ということでスタッフのテンションはちょっと高め。予定の時間よりだいぶ早くお邪魔させていただきましたが、歩いているとやはり暑さを感じました。
今回は他のお客様とご一緒ということだったんですが、、、いらっしゃったと思ったら、やはり汗びっしょり。。。まだまだ暑いということを取材班も改めて実感しました(笑)

本日は「アップルミントとコスモスのガパオライス」作り。その前にクールダウンを兼ねて二十四節気・七十二候のお勉強。今回ご一緒させていただいた方が初めての訪問ということで牧子さん、丁寧にお伝えしておりました。

そして今回は「食べる」がテーマということでエディブルフラワーについて牧子さんよりご説明いただきました。エディブルフラワーとは読んで字の如くedible=食べられる、flower=お花、のこと。日本では食用花として認知されていますね。東北、特に山形は食用菊が産地でもあり郷土料理としても菊が使われています。

特別な品種というわけではなく、食べることが出来る種類の花の有機種を無農薬栽培しているものは基本的には食べても問題ないとのこと。ただし毒性のある植物も多く存在するので、むやみに自己判断することは避けた方がいいとのこと。通常鑑賞花として出回っている花は口に入れるものでなく、綺麗に見せるためのものなので農薬を使っている場合が多いそうです。

改めて注目されているエディブルフラワー。
しかし、実は昔から身近なものだったそうです。たとえば、ふきのとうやブロッコリー。
これは、なんと花のつぼみなんですって!また、あんぱんの真ん中についているサクラの砂糖漬けなどは、子供のころに一度は食べたことがあるのでは?そう、意外と身近な存在だった「食用花」がおしゃれな言い方に変身して「エディブルフラワー」となっていった感じですかね(笑)

エディブルフラワーとなっておしゃれに変身した「食用花」。変身効果でいろいろなエディブルフラワーが身近になりました。花は野菜と同様さまざまなビタミン類や、摂取することで健康を維持できる体に良い効果をもたらす成分が、野菜ほどでは無いですが含まれているそうです。
見て、食べて、香る、、、まさに五感に優しいアイテムですね。こういった魅力を精力的に発信してくださる牧子さん。本当によくご存じだなぁと取材班は関心仕切りなのですが牧子さん、やはり陰ながらかなり努力されています(ご本人はそう思われていないそうですが取材班はそう感じました!)。そのお話は後程。

いよいよ「アップルミントとコスモスのガパオライス」作りSTART!

ーー はじめは簡単!おしゃれ!素敵な「エディブルフラワーソルト」つくりから


出てきたのは小瓶に入ったソルト。それを一旦取り出しドライエディブルフラワーとソルトを混ぜて戻す。とても簡単!エディブルフラワーソルトの出来上がり。見た目も華やかで飾っておくだけでもオシャレなお土産を作らせていただきました。

ーー 次に添え物のサラダ作り。

今回はキヌアと菊の花サラダを作りました。トマトときゅうりを使って、さわやかさっぱりに仕上げていきます。

ーー サラダ作りが終わったらご用意いただいたレシピに沿ってガパオライスクッキングスタート!

ご一緒させていただきました生徒さんと材料を分けて野菜をカットして切り置きしておきます。この時には、すでに生徒さんとすっかり打ち解けてワイワイ楽しそう(笑)切り終わったら薬味をオリーブオイルで炒めて、香りが出たら玉ねぎ、お肉(さっぱり仕上げたいとのことで今回はムネとモモの両方の鳥ひき肉で作りました)、切り置きした野菜を入れ、最後に調味料を入れて火が通るまで炒めます。

ーー そしてここで牧子さん流アクセント!

アップルミントを入れて色が変わるまで炒めます。さっぱり仕上げるひと手間です!トッピングの目玉焼きを別のフライパンで各々好みの硬さに仕上げてご飯にON!

最後にコスモスを生のまま散らします。どうです!?ここだけ読んでいただいても簡単にできちゃいそうでしょ!?そう、とっても簡単でした!後は先に作っておいたキヌアと菊の花サラダを添えて完成!

さあ実食!先ほどまで調理していたテーブルに牧子さんがキナリの布をふわっと敷いてくださり一気にオシャレオーガニックカフェへと変身。牧子さんお手製のハーブティーをお供に「いただきます」!
見た目も可愛いコスモスが飾られたガパオライスは、食べるのがもったいない気分です(笑)コスモスのスッキリする感じとアップルミントの爽快感がガパオライスとの相性抜群でびっくり!コスモスはクセになりそうです。ちなみにカメラ担当のスタッフはコスモスの花びらがよほど気に入ったらしく牧子さんからいただいたコスモスを黙々と食べていました(笑)

菊とキヌアのエディブルフラワー入りサラダは、菊のシャキシャキ触感とキヌアのツブツブ触感が優しく口の中で広がって、こちらもとてもおいしいかったです!ご一緒させていただいた生徒さんもご満足だったようです。こちらの生徒さんとすっかり打ち解けたスタッフ、一緒に帰路につきましたが、なんと同じ方面だったため一緒に帰っていきました(笑)

ーー取材後記ーー

取材回数を重ねて牧子さんとプライベートのお話をする機会も増えてきました。実は体験も楽しみなのですが牧子さんとお話しするのも同じくらい楽しみな取材班。今回は植物に関して、この人以上に詳しい人がいるのか!?と思うくらいお詳しい牧子さんにどうやって知識を蓄えているのかをお聞きしました。

先程「陰ながら努力されている」とお伝えさせていただきましたよね。その「努力」とはなんと新潟、千葉、神奈川、東京のエディブルフラワー農家さんにはエディブルフラワーを学ぼうとしていた時に実際に行かれたそうです!また、観賞用のお花は生花市場で仕入れるものも多いそうですがエディブルフラワーはあまり取扱いがないため農家さんから直送していただいているそうです。(今回実食させていただいた長野の農家さんは無農薬で花を育てると言うこだわりをお持ちですが、これはエディブルフラワーとしての用途でなく、すべてを無農薬にしているので観賞用花としても通常の生花市場に卸していらっしゃいます。今回はこちらの農家さんから頂きました。)

「無農薬=必ずエディブルフラワーとして使うというわけではなく、普通に鑑賞花として使ってもエディブルとしても使ってもよく、物事はその人がどの視点から見るかで用途もイメージも可能性も変わります。視点を広げれば可能性は広がるので、そのようにして植物の可能性を広げたいと思っています。」と牧子さん。
そういった現場で実際の声を聞き、感じ、いろいろな知識を紹介していただいているそうです。今後も農家さんのお話を聞くのは大切だと感じておられるようで、できるなら現場に行きたいとのこと。また、更に新しい勉強もしたいとか。どこまで貪欲なんですかね(笑)

でも、やはり「好きなことを仕事にできている」からこそ生まれるバイタリティなのかなと思いました。そして「多くの人の暮らしの中に少しでも植物がありますように」という明確な目標が牧子さんを動かしているのかなと感じました。NEROLIDOLの最大の魅力は植物を知るきっかけを多方面で与えてくれることはもちろん、それ以上に牧子さんと触れ合って活力をいただくことなのかな、そんな風に感じる取材でした。

ちなみに牧子さん、10月19~20日開催の「つくりら文化祭」に出店するとのこと。活力と魅力溢れる牧子さんに是非お会いしてみたいという方、お出かけしてみてはいかがでしょか。

10/19(金)〜10/20(土)【つくりら文化祭】 10月季節の植物教室 【フライングリースと菊の俵寿司植物教室】

詳細・予約はこちら

NEROLIDOL
東京都世田谷区代沢4-42-10
猪飼 牧子

フローリスト
AEAJ認定アロマセラピスト/アロマテラピーインストラクター
JAMHA認定ハーバルセラピスト
エディブルフラワーコンシェルジュ

季節の花束、オリジナルブレンドハーブティー、本物の植物を使用したアクセサリーなどの販売をしながら
フラワーアレンジメント、ハーブ、アロマセラピー、エディブルフラワー(食用花)などの季節の植物の教室を毎月開催しています。
植物が姿を変えながらも、私たちの生活に寄り添ってくれている 《植物のある暮らしと装いを》 お伝えしています。
【Instagram】:makiko_nerolidol