NEROLIDOL ー 植物のある暮らしと装いを ー

2019.3.15
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下北沢の沿道沿いにあるオシャレなお花のアトリエ兼お店「NEROLIDOL」。オーナーの猪飼牧子さんはちょっと変わった経歴の持ち主。(Vol.1参照)こちらのコラムでは猪飼さんと「NEROLIDOL」のご協力を得て普段の何気ない生活にちょっぴりアクセントをつけてくれるお花を通して、皆様の明日の活力、またお仕事への取り組み方をご紹介させていただきます。

Vol.7 体験取材「植物教室 ミモザリースとミモザ色デザート」春の訪れを感じませんか?

今回はお店取材第六弾、今回は月に数回開催されているワークショップ「植物教室 ミモザリースとミモザ色デザート」の体験取材をさせていただきました。

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春の人気のお花といえば、ミモザ。鮮やかな黄色と独特な花形がかわいいお花です。そんなミモザなどの季節の植物を使ったリース作り体験です。どんな仕上がりになるのか楽しみです。
アトリエに到着すると、まぶしいほど鮮やかな黄色のミモザがパッと目に飛び込んできました。「NEROLIDOL」はアトリエ内で季節を感じつつ、訪れるたびに舞台の早替えのように、いろんな顔が登場します。
それも、人々を惹きつける魅力のひとつなのでしょう。本日のお教室は満席。生徒さん3名様に取材班もご一緒させていただきました。

はじめは牧子さんから季節に関するお話。日本にある「二十四節気」と「七十二候」について。2月9日より七十二候は「黄鶯睍脘(うぐいすなく)」。ちょうど取材日の13日は最終日でした。春告鳥と言われるウグイス。
ウグイスの初鳴日は毎年気象庁で観測されるそうです。鳴きはじめのウグイスはまだ綺麗には鳴けないそうで、皆さんが知っている「ホーホケキョ」の鳴き声が聞けるのはもう少し先だそうです。とは言え、春がすぐそこまできていることを感じますね。

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ミモザって実は・・・


去年にも増して、なかなか手に入りにくい高価なミモザ。3月8日は皆さん何の日かご存知ですか?
「国際女性デー」。イタリアではこの日を「ミモザの日」と呼んでいます。それがきっかけでミモザ好きな方も増えているようです。男性が身近な女性に感謝を伝える日でもあるとか・・・。

本来は、マメ科のアカシア属なので、ギンヨウアカシアや三角葉アカシア、パールアカシアなどと言うそうです。
日本の庭木でよく見られるのはこれらが多いですが、原産地のオーストラリアや、ヨーロッパなどでよく見られるミモザはフサアカシアと言う種で、葉がオジギソウの様な形をしています。
実はオジギソウの学名はMimosa。
ヨーロッパに輸入された時、あまりに葉がオジギソウに似ていたので、オジギソウ属と勘違いされたところから、「ミモザ」となったそうです。
いまとなっては「ミモザ」はあの黄色いホワホワのお花の名前になっていますね。またギンヨウアカシアや三角葉アカシアの花は、ほぼ芳香はありませんが、フサアカシアの花は芳香があります。
香料文化が発展していたヨーロッパでは主にフサアカシアが産業用にも育てられているそう。

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季節の草花やミモザを贅沢にたっぷり使ってリースを作っていきます

はじめに土台にワイヤーをねじり巻きつけるところからスタート!
花材の長さは5-6センチくらいに、茎や花を2、3個で1パーツにして見せたい花を上に巻き付けていきます。

バランスをみながら花材を巻き付けていきます。



今回使用した花材は、ミモザ(ギンヨウアカシア)色味が黄色っぽいものと茶色っぽいもの2種。ユーカリ、スターチス。
目が覚めるような黄色いミモザに、ユーカリのさわやかな緑、スターチスの薄い青紫色の可愛さも映え、すてきなカラーバランスです。
想像以上の花材の量にびっくり!

そして随時、牧子さんがアドバイスをしてくれます。
ポイントは「花を潰さないように、太くなったり細くなったりしないようにバランスよく、リースを丸く作ること」だそうです。


作成中は手は動かしながら世間話をしたり、とても楽しい時間で、和気あいあい。この雰囲気も「NEROLIDOL」の魅力。



できあがり!

ところどころ牧子さんにリースのバランス調整をしていただきながら、なんとか取材班も完成!生徒さん達も大満足!

お互いに作ったリースを見ながら「個性が出るね~!」と。十人十色という言葉がありますが、まさにその通り!大きさもバランスもそれぞれ個性が出ています。早速作品をテーブルに並べて記念撮影。

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最後はスペシャルデザートで!


ひとしきり撮影を楽しんだあとは、お待ちかねのデザートタイム!
今回のミモザ色のスペシャルデザートは、おなじみ井の頭公園駅のビアンカーラさんのチーズテリーヌ!このお教室のために作ってくださったデザートだそう。
濃厚でローズマリーがふんわり香るテリーヌにミモザ色のレモンソースを添えていただきます。この日のハーブティは養生のお茶。
デザートを味わいながら、この日の植物教室を振り返ったり世間話をしたり、とても濃密なお時間でした。

色々なお話をしましたが、皆さん植物が好きな気持ちはもちろんですが、牧子さんの魅力に惹きつけられている方々も。牧子さんとお話するのも楽しみの一つであったり、息抜きでもあるそう。
そんな「NEROLIDOL」に皆さん是非一度遊びに行ってみてください。

ーー取材後記ーー

ミモザの花材の束が現れると、皆さん「わぁ~♪」「すごい♪」「こんなに沢山一人で?」等とミモザの眩しい黄色と、その量に感激の声があがりました。リースを作った後、ドライフラワーになったときもボリュームが失われないよう、作ったときの見た目だけではなくて、ドライでのイメージもしっかり考慮されての花材とのことで、事実、我が家でいまドライフラワーとなって玄関に飾られているミモザのリースは、ドライになってもボリュームがあり、通る知人からも嬉しいお言葉を頂戴しています。
同じ花材を使っても、花のつきかたや、枝ぶり、作り手のセンスなどでアレンジメントの形は、ひとつとして同じものにはなりません。
出会った花材と向き合いながら、気持ちを通わせ、イメージを考え、形をつくっていく時間は、とても楽しく、わくわく。
何度でも参加したい気持ちになります。
牧子さんから贈られる植物の魅力、植物教室の自由でのびのびとした温かい雰囲気は初心者でもたちまち植物のとりこにしてしまう、不思議な力を感じました。
楽しい時間は後からも、じわじわ心に浸透してきますね。素敵なお時間をありがとうございました。

3月後半季節の植物教室 【桜と春の草花のテーブルリース】

詳細・予約はこちら

NEROLIDOL
東京都世田谷区代沢4-42-10
猪飼 牧子

フローリスト
AEAJ認定アロマセラピスト/アロマテラピーインストラクター
JAMHA認定ハーバルセラピスト
エディブルフラワーコンシェルジュ

季節の花束、オリジナルブレンドハーブティー、本物の植物を使用したアクセサリーなどの販売をしながら
フラワーアレンジメント、ハーブ、アロマセラピー、エディブルフラワー(食用花)などの季節の植物の教室を毎月開催しています。
植物が姿を変えながらも、私たちの生活に寄り添ってくれている 《植物のある暮らしと装いを》 お伝えしています。
【Instagram】:makiko_nerolidol